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「眠れない」を漢方的に考える

執筆者の写真: こすもす堂こすもす堂

眠れないお悩み、いわゆる不眠でお困りの方がとても多いです。

それも、このところの暑さのせいだけではないようです。

不眠といっても、「寝付けないタイプ」、「途中で目が覚めて眠りが続かないタイプ」、あるいは「夢が多いタイプ」などいろいろあります。その他に、寝つきは良いし、途中で目が覚めることはないけれど、「熟眠感が足りないタイプ」もあります。

これらを漢方的に考えると、原因も対処方法も様々なのですが、大きく2つのパターンに分かれます。

1つは「過剰パターン」です。熱のこもりや老廃物の蓄積によって、新陳代謝がうまく働かないことが考えられます。こちらは熱を冷ましたり、老廃物の分解と排出をうながす漢方薬を選びます。

もう1つは「不足パターン」です。体の中のエネルギー、栄養、潤いが足りないために、眠りが浅くなったり、眠りの質が低下することがあります。こちらははエネルギー、栄養、潤いを作る力を助ける漢方薬を選びます。

実際に使用する漢方薬はそれぞれの体質やお体の状態、ご年齢などによって異なりますが、早い方で数日、平均で1~2週間程度で変化を感じていただけることが多いです。

夏は1年で最も消耗しやすい季節なので、しっかりと休息できることが必要です。睡眠の状態が良くない状態をそのままにすると、さらにエネルギーなどの必要なものは不足しやすくなり、老廃物はますます蓄積しやすくなります。負のループにはまってしまう前に、お早めにご相談ください。

 
 
 

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