7月7日に「小暑」を迎えました。今年は梅雨明けが早かったので、すでに本格的な暑さが続いていますね。
ところがまだ暑さの本番ではないのです。
二十四節気では次が「大暑」になります。今年は7月23日です。夏至の頃に陽気が最大になりますが、太陽のパワーが地表を充分に熱くするのに時間がかかるため、暑さのピークは7月後半から8月前半にかけてとなり、夏至のタイミングからは遅れています。
暑さで汗をたくさんかくとエネルギー(気)を消耗しますが、同時に栄養分(血)の消耗も激しくなってきます。
血が不足した時に補うものとして鉄分が思い浮かぶかもしれませんが、赤血球の大部分はタンパク質です。肉・魚・卵・豆腐などで補うとよいですね。
また、夏のテーマカラーにちなんで、トマト・パプリカ・まぐろ・カツオなど赤いものも良いそうです。
夏は「心」の季節。心穏やかに過ごすためには冷たいシャワーよりは、ややぬるめのお風呂に短時間浸かってリラックスするのがおすすめです。
暑さのピークはまだこれから先です。日々の養生で体調を整えていきましょう。
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